西条農業高校での技術指導 2020.01.29

西条農業高校の先生からの依頼で、来年度の全国高校生そば打ち選手権大会出場に向けて、技術指導を行っています。

今回は6回目で、前回同様、生徒さんの作業を見ながらアドバイスをさせていただきました。

今回は参加者が4人で、管理人の道具などを貸し出して4人同時に打てるようにして、アドバイスさせていただきました。
生徒さんは工程の理解が進んだようで、作業時間がだいぶん少なくなってきました。

菊練りのやり方、延しのやり方など説明方法を考えながら少しづつできるようになってもらうように努力しています。
説明してすぐにできるようになるのは難しいですが、菊練りなど大分できるようになってきました。
作業状況を見ながら、麺体の位置と手の位置、下面を磨くための回転のさせ方（棒練りの尻尾を上げると同じ要領で！）などについてアドバイスをするとよいようです。
また、棒練り時に巻き込み量が少なくて棒練り回数が増えたり、一回の棒練り工程で尻尾の部分の練り残しがあったため、うまく巻き込んで回数を減らし、かつ、1回で全体を練るようにアドバイスさせていただきました。


＜写真です＞
実習室は水はけのため傾斜がついていて台が傾くので、廊下に台を並べて練習しています。