2018-06-30

例会 2018.06.30

2018年6月第2回目の例会を開催しました。




今日は多くの方に参加いただき、楽しい会となりました。
不明点は上位段者の方に聞くなどして、少しづつ、技術向上を図っています。







お昼はいつものぶっかけそばを食べました。
自家製甘酒、お菓子などの差し入れがあり、おいしくいただきました。


<参加者の写真です。>













































管理人は、生粉打ちにおける水回し~練りのコツを4段の方に教えていただき、屑や、割れ、切れが少なくなりました。
1回目は14:1の4段用の粉で、第1加水で水を入れすぎて少し水玉が出来てしまい 、練りをしっかり行ったのですが、硬くなって延しに苦労しました。
4段の方に、寝かせることと練りのやりすぎに注意するというコツを教えていただき、2回目の1.5kgの大粗入りの生粉打ちで実践してみました。
第1加水:750cc、水に粉をかけながら少しづつ底に手を近づけて粉を削ることで早くパン粉状態にする
第2加水:今までよりも量を減らして入れて水回しをする。
第3加水:硬さから決めた量の水を入れて、まとめる。
    ここですぐ棒練りに行っていたのですが、手を洗って、鉢を掃除して、時間を置きました。
棒ねり、菊練りは艶出し、割れの状態チェックして早めに切り上げて、延しに移行してみました。

すると、割れや切れが少なくなりました。
割れが皆無ではなく、また、延し板に麺体が引っ付くなどで手間取りましたが、良い感じです。
練りの前に休ませるタイミングや時間などを工夫したいと思います。
また、棒ねり、菊練りの見極めをどうするか工夫しようと思います。

11月の認定会に向け、研修会の日取りを決めました。
今期は4段:1名、3段:2名、初段:1名の挑戦を予定しており、広島備後そばの会_入江先生にご指導いただく予定です。

2018-06-09

例会 2018.06.09

2018年6月第1回目の例会を開催しました。

午前中で帰られる方、午後から参加される方などまちまちでしたが、みんなそば打ちを楽しみました。

お昼はいつものぶっかけそばを食べました。
お菓子、コーヒーの差し入れがあり、おいしくいただきました。


<参加者の写真です。>

























管理人は生粉打ちの練習を兼ねて、14:1のそば打ちを2回行いました。
ながの村研修会で水回しの方法について学んできたので、自分なりの工夫をしながらトライしてみました。
1次加水で早くパン粉状態に出来るよう、真ん中に水を入れて、周りの粉をかけ、粉がかかった上から指を少しづつおろしながら回して、水を感じたら粉をかけ、また、指を少しづつ下しながら回すというやり方です。
まだまだですが、何となくこんな感じでどうかという感触がつかめてきました。
2次加水は少しづつ水を加えながら1次加水と同様のやり方で少しづつ粒を大きくしていくというやり方をとり、3次加水は二八の倍くらいの水を入れるというようなやり方を取りました。
これまでやってきたやり方よりも麺体はよい感じになってきましたが、まだ、水の量が少ないようです。
1次加水の水の量を横山先生から教えていただいた量より50ccほど少なくしていたのが原因かもしれません。(大きな水玉ができるのではないかと気が引けてしまいました。)
次回、教えていただいた量で再トライしようと思っています。
延し以降は、水が多く柔らかい麺体についていけず、惨憺たる状況でした。
それでも、切りを行った際の屑の量が、これまでとは格段に少なくなりましたので、この水回しのやり方をトライしていこうと思います。

2018-06-02

三原そば教室訪問 20181602

先週に引き続き、広島備後そばの会の三原道場の小野先生のそば教室を見学させていただきました。
4月から新人の方が入られたため、どのように教えられているのかを勉強させていただくのが目的で、先週の教室は1年目の方の教室でしたが、今週の教室は、初めての方で、それも2回目の生徒さん達でしたので、とても参考になりました。
小野先生、奥さん、小野道場の方たちが、精力的に対応されており、小野先生のお人柄もあり、良い教室だなと感心しました。

 <教室の写真です>
















<備忘録>
見学で感じた初心者の方に教える場合の注意点を備忘録として残しておきます。

・時間がかかる
 ⇒ 麺体は水を多めにして柔らかめにする。
   乾いて鮫肌になるので、遅くなりそうな場合は早めにサポートしてあげる。

・水回し
 ⇒ 裏にしたお椀を持つ指の形の説明、指の間から粉が抜ける
   最初は適量の水の量は分からないので、1次、2次は決まった量、3次加水量は指示してあげる。

・棒ねり
 ⇒ 手の位置、体重のかけ方の説明、バウムクーヘンと手前が上がる
・菊練り
 ⇒ どこを中央に練るか、麺体の起こし方、左手と右手の位置の説明
・手延し
 ⇒ 麺体を押す手の位置、移動量(初心者はストロークが大きく厚さがばらつく)
   周囲の厚さを均一にするという点を理解してもらう事(厚さのチェックの仕方)

・丸出し
 ⇒ 一にも二にも麺棒の扱い方(初心者は猫の手ができないことを念頭に対応が必要)
   ここはできるまではしっかり対応してあげることが重要と思いました。
   丸出し1、2、3の説明をどう伝えるかも難しいと思いました。
・4つ出し
 ⇒ 角を作るために中央を伸ばすことの説明とやり方を理解してもらうのが重要
・肉分け
 ⇒ どこが厚くてどこが薄いかの説明と厚いところを散らして均一にするというやり方の理解
   厚さの確認と理解は厚さ計で計ってあげればよいかと思いました。

・1次延し、本延し
 ⇒ 麺棒の扱い方、触って厚さの確認ができるように
   ここもできるまではしっかり対応してあげることが重要。
・たたみ
 ⇒ 方向と順番がわからない。(図を描いて配布しておく?)
   粉の振り方と量を理解してもらうのも重要
・切り
 ⇒ 駒板の手の形と位置、包丁の持ち方と麺体に対しての位置、
   倒してあげて前に押しながら切るという事を理解して頂くための説明を考えなくてはと思いました。