2018-06-02

三原そば教室訪問 20181602

先週に引き続き、広島備後そばの会の三原道場の小野先生のそば教室を見学させていただきました。
4月から新人の方が入られたため、どのように教えられているのかを勉強させていただくのが目的で、先週の教室は1年目の方の教室でしたが、今週の教室は、初めての方で、それも2回目の生徒さん達でしたので、とても参考になりました。
小野先生、奥さん、小野道場の方たちが、精力的に対応されており、小野先生のお人柄もあり、良い教室だなと感心しました。

 <教室の写真です>
















<備忘録>
見学で感じた初心者の方に教える場合の注意点を備忘録として残しておきます。

・時間がかかる
 ⇒ 麺体は水を多めにして柔らかめにする。
   乾いて鮫肌になるので、遅くなりそうな場合は早めにサポートしてあげる。

・水回し
 ⇒ 裏にしたお椀を持つ指の形の説明、指の間から粉が抜ける
   最初は適量の水の量は分からないので、1次、2次は決まった量、3次加水量は指示してあげる。

・棒ねり
 ⇒ 手の位置、体重のかけ方の説明、バウムクーヘンと手前が上がる
・菊練り
 ⇒ どこを中央に練るか、麺体の起こし方、左手と右手の位置の説明
・手延し
 ⇒ 麺体を押す手の位置、移動量(初心者はストロークが大きく厚さがばらつく)
   周囲の厚さを均一にするという点を理解してもらう事(厚さのチェックの仕方)

・丸出し
 ⇒ 一にも二にも麺棒の扱い方(初心者は猫の手ができないことを念頭に対応が必要)
   ここはできるまではしっかり対応してあげることが重要と思いました。
   丸出し1、2、3の説明をどう伝えるかも難しいと思いました。
・4つ出し
 ⇒ 角を作るために中央を伸ばすことの説明とやり方を理解してもらうのが重要
・肉分け
 ⇒ どこが厚くてどこが薄いかの説明と厚いところを散らして均一にするというやり方の理解
   厚さの確認と理解は厚さ計で計ってあげればよいかと思いました。

・1次延し、本延し
 ⇒ 麺棒の扱い方、触って厚さの確認ができるように
   ここもできるまではしっかり対応してあげることが重要。
・たたみ
 ⇒ 方向と順番がわからない。(図を描いて配布しておく?)
   粉の振り方と量を理解してもらうのも重要
・切り
 ⇒ 駒板の手の形と位置、包丁の持ち方と麺体に対しての位置、
   倒してあげて前に押しながら切るという事を理解して頂くための説明を考えなくてはと思いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿